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国民救援会
国民救援会とは
日本国民救援会は、1928年4月7日に結成された人権団体です。戦前は、治安維持法の弾圧犠牲者の救援活動を行い、戦後は、日本国憲法と世界人権宣言を羅針盤として、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支え、全国で100件を超える事件を支援しています。
当面する最新ルールの確立の闘い
最新のための全ての証拠の開示
検察が隠していた証拠が無罪の決め手になっている。検察に証拠の開示を義務付ける法律が必要。
検察官の不服申し立ての禁止
再審開始が決定されても、検察官が即時抗告や特別抗告するために再審開始ができない制度になっている。
再審における手続きの整備
再審方法のルールがないために裁判官によって制度として再審が行われていない。
各都道府県の国民救援会
東北・北海道
北海道 011-747-7907
青森県 017-777-3187
岩手県 0196-52-3591 http://homepage3.nifty.com/kokuminkyuenkai-iwat/
秋田県 018-832-9766
山形県 0234-33-1206
宮城県 022-222-6458 http://www17.ocn.ne.jp/~kyuuenka/
福島県 024-522-7368
関東・甲信越
茨城県 0292-53-1214
群馬県 027-233-5886
栃木県 090-1849-1054
埼玉県 048-833-9991
千葉県 043-251-7351
東京都 03-5842-6464
神奈川県 050-3310-1368 http://kyuenkanagawa.jimdo.com/
山梨県 0552-51-4196
長野県 026-243-5304
新潟県 0250-25-3181
北陸・東海
福井県 0776-43-0854
石川県 076-262-3447
富山県 076-423-2466
静岡県 054-255-0134
愛知県 052-251-2625 http://aichi-kyuuenkai.com/
岐阜県 058-215-7515
三重県 090-9922-1596
関西
滋賀県 077-521-2129
京都府 075-801-3915
奈良県 0742-26-5338
大阪府 06-6354-7215
和歌山県 0734-25-9411
兵庫県 078-351-0677 http://www.eonet.ne.jp/~qenkai-hyogo/start.htm
中国・四国
鳥取県 0857-26-4176
島根県 0853-23-0188
岡山県 086-254-2799 http://blog.goo.ne.jp/kiuenkaiokayama_2009
広島県 082-261-9959
山口県 0839-32-6319
香川県 0878-61-8606
徳島県 0886-26-2500
高知県 088-872-7799
愛媛県 089-984-5543 http://kyuuenkai-ehime.org/
九州・沖縄
福岡県 092-713-0144
佐賀県 0952-31-3096
長崎県 095-826-6575
大分県 097-569-8076
熊本県 096-382-1190
宮崎県 0985-32-5768
鹿児島県 099-298-5161
沖縄県 098-934-3298
名張毒ぶどう酒事件
1961年(昭和36年)3月28日の夜、三重県名張市の実質飛地と奈良県山辺郡山添村に跨がる葛尾(くずお)地区の公民館で、酒席で振る舞われたぶどう酒(ワイン)に、毒物(農薬・ニッカリンT)が混入され、そのぶどう酒を飲んだ女性17人が中毒し、5人が死亡。妻も浮気相手の女性も死亡。1964年12月23日、第一審・津地方裁判所(小川潤裁判長)は、検察側の死刑求刑を退け、奥西に無罪判決を言い渡した。1969年9月10日、控訴審・名古屋高裁(上田孝造裁判長)は、第一審の無罪判決を破棄し、奥西に逆転死刑判決。奥西は判決を不服として最高裁判所に上告したが、1972年6月15日、最高裁判所(岩田誠裁判長)は上告を棄却した。これにより、奥西の死刑判決が確定した。2005年4月5日、名古屋高裁(第1刑事部・小出錞一裁判長)は再審開始を決定した。小出錞一は2006年2月に依願退官した。奥西氏は2015年10月4日午後0時19分、かねて患っていた肺炎のため、八王子医療刑務所で死亡。89才
1 王冠の歯形が奥西氏のものと一致せず。
2 科学的検証で奥西氏が持っていたニッカリンとは違う農薬
だった。ニッカリンが混入されたぶどう酒が白ぶどう酒であ
ったこと、ニッカリンが赤色の農薬であったことから、混ぜ
れば少なくとも赤くなる。
3 封かん紙の糊が製造時のものと違っていた。
4 事件からたった2時間で村人の供述が変わった3月28日、石
原氏は14:05酒屋で葡萄酒を買う→14:15会長宅に届ける。
17:00奥西氏が公民館に運ぶ。→17:00に酒屋から
葡萄酒を買うに石原氏はじめ村人の供述証言が一斉に変わっ
ている。
5 自供だけで物的証拠なし。
検察・裁判所・警察の三位一体による冤罪事件に間違いないと思った。
当時13歳の息子と6歳の娘がいた。息子は62才で死亡。
現在妹の岡美代子さんが第10次再審を闘ったが不当判決。
花田郵便局事件
2001年6月19日午後3時10分過ぎ、兵庫県姫路市で模造拳銃を持った黒人2人組が花田郵便局から2000万円を奪い日産シルビアで逃走する事件が発生。その後、路上で黒人男性を見てナイジェリア人のジュリアスさん(当時20代・仮名)が犯人ではないかと思った市民が警察に通報。ジュリアスさんが経営する事務所の倉庫から車や被害金、犯人の目出し帽などが発見され、翌日ジュリアスさんが逮捕されました。
神戸質店事件
05年10月18日、神戸市内の質店、タバコ店を経営していた男性が、店舗内で殺害され、翌日遺体が発見されました。被害者は頭を鈍器で少なくとも28回殴打され、頭蓋骨粉砕骨折をともなう脳挫(ざ)傷(しょう)により殺害されており、現金1万円余りが奪われていました。1年10カ月後の07年8月、神戸市で電気通信設備工を営んでいた緒方秀彦さんがスピード違反で指紋を採取され、その指紋が質店の店舗内に残っていた指紋と一致したとして、事件当時「不審者」を目撃した人に面割りをおこなったのち、9月に強盗殺人の罪で逮捕されました。緒方さんは一貫して無実を訴えています。
日野町事件
1984年、滋賀県日野市で女性酒店店主が行方不明、1985年、遺体で発見。3年後に常連客だった阪原弘さんが自白を強要されて、1995年無期懲役、再審請求中の2011年獄中死。
北稜クリニック事件
1999年から2000年までの間に、宮城県仙台市泉区のクリニックで不審死した事例が20人に上る事件が発生した。この事件の発生は、同クリニックに勤務していた准看護士の守 大助(もり だいすけ、1971年4月28日 – )が勤務し始めた時期と符合した。
2000年10月31日に入院した11歳の女児に対して、抗生物質を点滴する処置を取ったが容態が急変。女児は病院を転送され一命は取りとめたが、大脳に障害が残り植物状態になった。女児の血液を採血し分析した結果、筋弛緩剤「ベクロニウム」の成分が検出された。なお、この女児は2018年に29歳となったが、意識は戻っていない。
湖東記念病院人口呼吸器事件
2003年、湖東記念病院で西山美香看護助手が人工呼吸器を引き抜いたとして殺人罪で懲役12年、2012年3月最高裁で再審開始決定。
倉敷民商弾圧事件
2014年1月21日、当時倉敷民商会員だったI建設の「脱税」を手伝ったとして民商事務局員の禰屋町子さんが逮捕(その後起訴)され、税理士ではないのに確定申告書を作成したとして、禰屋さん、事務局長の小原淳さん、事務局員の須増和悦さんが税理士法違反で逮捕・起訴(小原さん、須増さんは、18年有罪判決が確定)。
新生存権裁判
21世紀に入ってから、生活保護基準が相次いで引き下げられていることはご存知のことと思います。なかでも2013年8月から2015年にかけて行われた生活扶助基準の引き下げは3年間で平均6.5%、最大10%、年額で670億円に上り、史上最大と言われています。その後も期末一時扶助の引き下げ、住宅扶助の引き下げ、冬季加算の引き下げと続き、2019年10月から2021年にかけてさらなる生活扶助基準の引き下げが行われています。
現在、2013年生活扶助基準の引き下げの撤回を求める集団訴訟が、全国29地裁で1,024名の原告によって行われています。
年金裁判
川重中国出向エンジニア過労死事件
中国出張中の極度の過労・ストレスによって自死したことに対し遺族が神戸地裁に提訴・
神戸製鋼石炭火力発電所訴訟
原発賠償兵庫訴訟
布川事件
1967年茨木県利根町布川で62歳の男性が殺害され、金品が奪われる。杉山卓夫さんが軽犯罪で逮捕、自白させられ、無期懲役。
東電OL殺人事件
1997年東京都渋谷区で東京電力の女性社員が殺害、ネパール人のゴビンダ・マイナリさんが部屋の鍵を持っていたとして逮捕、無期懲役。DNA鑑定で再審無罪。
袴田事件
1966年6月30日午前2時、静岡県清水市(現静岡市清水区)の味噌製造会社専務宅が全焼するという火事が発生しました。焼け跡からは、専務(41)の他、妻(38)、次女(17)、長男(14)の4人が刃物でめった刺しにされた死体が発見されました。警察は、当初から、味噌工場の従業員であり元プロボクサーであった袴田巌氏を犯人であると決めつけて捜査を進めた上、8月18日に袴田氏を逮捕しました。袴田氏は、当初否認をしていましたが、警察や検察からの連日連夜の厳しい取調べにより、勾留期間の満了する直前に自白しましたが、その後公判において否認しました。2023年3月13日、東京高裁は、2014年の静岡地裁の再審開始決定を支持し、検察官の即時抗告を棄却する決定をしました。そして、検察官が特別抗告をしなかったため、再審開始決定が確定しました。その後、静岡地裁での打ち合わせが続き、検察官は有罪立証をすることとし、裁判のやり直しを行う再審公判が2023年10月27日から始まりました。既に袴田巌氏は妄想の世界といわれており、姉の袴田ひで子さんが頑張っている。
大崎事件
1966年、鹿児島県大崎市で農家の男性が遺体で発見、義理の姉、原口アヤ子さんが懲役10年。2016年6月、最高裁再審決定を取り消す。2020年第4時再審請求。